読んでもタメになりません。

日々の実体験や、ふと頭に浮かんだテーマを基に、思考・考察をしたことを記しまとめるブログ

幽霊の話

インターネット上で見知らぬ人複数とチャットすることが出来るサービスを利用したときの話。

そのチャットサービスは小学生の頃に利用して以来、今でもたまに利用している。

これはつい最近の出来事だが、幽霊の有無の話になった。

ある人が「霊感のある人羨ましいわ~」「幽霊見れるんだよ?」と発言していた。

それに「幽霊なんて物理学の視点から見れば存在しないことになるんだけど…」とくらいついた俺。(本当はやめておけばよかったのだ)

すると、相手は「悪いけど、うちからしたら幽霊がいないって言っている人はただの勉強不足だから」と発言。

幽霊を信じない人は勉強不足…?どういうことだサッパリわかんねえ…!

「どういうこと?」と、心に思ったことをそのまま発言してみる俺。

「幽霊は本当にいるんだよ。うちは確信した」と相手。

「どういう経緯で確信に至ったの?」と俺。

「めっちゃ調査した」と相手。

「どんな調査をしたの?」と俺。

「インターネットで調べた。本で読んだ。人に聞き込みにいった。研究をした。めっちゃした。」と相手。

「研究って具体的に何をしたの」と俺。

「教えてやらない、絶対に。」と相手。

何だこいつは…と少々頭に来るものがあった。今思い返してみると俺も本当に幼稚だった。

「じゃあ、幽霊の存在を証明することは出来る?」と俺。

「証明してやらない。」と相手。

話にならないな…。

「ああいう夢のない大人にはなっちゃいけないよ」

「うんわかったー!」

などという周りの冷やかしもあり、我を失い、そこからはどんな話をしたのか覚えていないが、見るも耐えかねない、完全な口喧嘩と発展した。

 

 

冷静になり、あとから考えてみると、幽霊など「信じるか」「信じないか」の2択でしかないのに、そこに勉強不足も糞もない。

そして、「幽霊はいる!研究内容は教えてやらない!証明もしてやらない!」というのは「俺は飛べるんだ!どうやって飛ぶのかは教えてやらない!飛んで見せてもやらない!」と喚いているのと同じなのではないかと思った。

それに、幽霊の有無に関しては、俺に夢があるか夢がないかは一切関係ない。

自棄になった俺も馬鹿だった。

今まで、どんな奴も論理的な主張さえ出来れば、納得させることが出来ると思っていたが、今回の件で、本当にどうにもならない相手もいるのではないか、と考えさせられた。

いや、しかし、今回は俺が論理的でなかっただけなのかもしれない。

しかし、誰一人として、幽霊が存在することを証明することも出来ないし、存在しないことを証明することも出来ない。

そんな状況で、幽霊の有無について論理的に主張することなど不可能なのではないか?そもそも、幽霊の有無に関して、論理は存在するのだろうか。

俺は、あらゆるものを全て科学で説明出来るという事を信じる人間だが、科学で説明できないからといって、幽霊はいない。と、一蹴する事を問題だとも思えるが…

よくわからない。